江戸時代後期から昭和戦前期にかけて多くの近江商人を輩出した五個荘は、もともと農村集落で、農閑余業として麻織物が盛んでした。金堂地区は多くの布商人を輩出しています。
今回は、金堂地区で苧麻を紡いで麻織物をされている作家さんの工房を訪ね見学させていただきます。また、中江準五郎邸に飾られている雛匠東之湖氏の近江麻をまとった創作雛人形や御殿雛を鑑賞します。商家に伝わるひな人形とともに、投扇興や貝合わせなどモダンな美を愛でるひな祭りをお楽しみください。
160年前の近江商人屋敷で、丸平三代目大木平蔵氏の明治時代の狆引き官女や雲上流造花の花車曳き官女、丸平の暖簾分けのお店「雛幸」橋本幸三郎氏の雛人形を手に取って愛でていただます。また、江戸時代中期から始まった投扇興や手作りの貝合わせで優雅なひな祭りのひとときを堪能してください。
市田 椰良生さん
五個荘竜田町生まれ、育ち、在住。
五個荘大好きが高じて毎年9月に開催される「ぶらっと五個荘」のイベントで五個荘金堂町天保川に25年間お花を生け続けている。京都福祉専門学校非常勤講師、フラワーデザイナーwww.iyayoi.com
令和5年3月11日
所要時間/約3時間30分
集合時間/9:00
解散時間/12:30頃
ぷらざ三方よし（集合）ー金堂弘誓寺鯉通りーしきろ庵（麻織物の見学）ー中江準五郎邸（雛匠 東之湖氏の創作雛人形）ー外村繁邸（御殿飾り）ーＮＩＰＰＯＮＩＡ五個荘外村宇兵衛邸（丸平雛人形鑑賞と投扇興、貝覆いなど）－金堂まちなみ保存交流館（創作花雛）ーぷらざ三方よし（解散）【距離：約2km】
お一人様／3,000円（中江準五郎邸、外村繁邸入館料含む）
※貝合わせ貝覆いの手作りの貝を1個お持ち帰りいただきます。
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