■百済寺と百済寺郷五ヶ村
聖徳太子創建と伝わる百済寺は、中世、「東の叡山」とも称されるほど隆盛を極めました。その繁栄の一端を支えたのが、百済寺郷といわれる大萩・上山本・下山本・北古屋・北坂本の五ヶ村です。明治から平成までは、百済寺甲・乙・丙・丁・戊と呼ばれていた村々です。
五ヶ村とも、東西7㎞南北3㎞におよぶ広大な百済寺寺領内に集落があります。今も伝わる伝統行事や文化遺産から、百済寺とともにあった百済寺郷の人々の暮らしや歴史を紹介します。
■百済寺の寺、そのものを見学します。
主に、江戸時代、明治時代の記録に遺るポイントを確かめながら、国指定史跡「百済寺境内」を巡ります。
近世百済寺史のキーパーソン、近世初代政所亮算、彦根藩二代当主井伊直孝の嫡男直滋、このお二人の墓所に特別参詣します。
山本 一博さん(元東近江市市史編纂室長）
東近江市百済寺本町に生まれる。幼いころから聖徳太子創建、織田信長焼き討ちの百済寺の歴史を聞き、歴史に興味を持つ。長年、能登川町・東近江市教委で埋蔵文化財保護、博物館運営などに従事。
現在は、気ままに地域の歴史を紐解く日々。
所要時間/約2時間30分
集合時間/13：20
解散時間/16：00頃
百済寺本町日吉神社境内東屋横広場ー下馬碑ー鎮守社日吉神社ー引接寺ー井伊直滋公墓所ー太子、蛇封じの井戸ー中世の石垣・近世の石垣ー旧喜見院跡ー中興亮算さんのお墓ー国重文百済寺本堂ー発掘調査された坊跡ー中世墓群跡ー百済寺本町日吉神社境内東屋横広場（解散）【距離：約4km】【高低差：130ｍ】【駐車スペース有】
お一人様／1,500円 ※別途 百済寺拝観料600円要
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