蒲生の里（蒲生地区）は中世惣村の原風景が今なお色濃く継承されていろところです。
田園地帯の「塊村集落」「鎮守の森」「祭礼等民族行事」など、最も特筆すべきは五百年前（室町時代）に建てられた本殿が5棟も、大切に守り伝えられていることです。
今回はその中でも室町時代を代表する本殿が2棟並び立つ蒲生岡本町の高木神社と、江戸時代に再建され、彫刻で装飾された華麗な本殿と能舞台を備えた竹田神社を中心に、鋳物師町と蒲生岡本町の集落、お寺、御代参街道を巡りながら、神社や集落の歩みを紹介します。
竹田神社は近江鉄道朝日野駅の目の前にある鎮守で、平安時代にさかのぼる古社です。
本殿は、江戸時代に京都の大工により再建されました。屋根が入母屋造りの形式であること、さらに彫刻が多く用いられ華やかな意匠でまとめられた華麗な建物で、この地域では数少ない重厚な建物です。
また、境内には能舞台があり、まもなく大修理が完了します。松の絵が描かれた舞台もご覧いただけます。
建築史家・池野 保さん
郷土史家・野村 充美さん
ヘリテージマネージャー（歴史的建造物保存活用推進員）の池野さん
77年間しっかりと地元に根を下して活躍中である野村醬油店店主の野村さん
日 程/令和3年5月22日（土）
所要時間/約2時間30分
集合時間/9：20
解散時間/12：00頃
近江鉄道朝日野駅ー鋳物師集落（蓮行寺～西誓寺～涌泉寺）ー高木神社ー蒲生岡本集落（御代参街道）ー竹田神社ー近江鉄道朝日野駅（解散）【距離：約4km】
お一人様／1,500円
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