東近江市湖東地区は、宇曽川と愛知川に挟まれた扇状地上になだらかに広がります。
宇曽川は、『愛知井』をはじめ3つの「井」と南川などが流れ込む為に比較的川底が深く、かつては水運にも利用された川です。
今回のコースでは、その宇曽川の両岸に千数年の昔、渡来系豪族が長きに亘りこの地を開拓し、治め、豊かな地へと発展させていったといわれるその跡を、「多くの古墳」を辿りながらゆったりと歩きます。
さらに、この地で特別の「宮大工の技」を磨いた「匠の里」「小八木・今在家」では、「小八木廃寺」のいにしえに想いを馳せて、コースを締めくくります。
匠の郷…今在家は、現在でこそ、その匠のすがたをはっきりと見える形で伺うことは出来ませんが、遠く時代をさかのぼれば、渡来の民が、瓦作りや建築に関わる多くの技術を、この地にもたらしたと言われています。
戦国時代の頃、観音寺城主佐々木氏の家臣で代々普請方をつとめていた喜多采女が落城後に今在家へ来て、木の細工を始め、その子孫の喜多甚六が元禄5年(1692)に大工職となり、佐々木澤甚六を襲名したとされています。
江戸時代の中頃から、社寺の堂舎の建築を行う宮大工や彫刻工が多くなり、神輿なども作りました。現在も、「木澤工務店」や「巧技工務店」が、延暦寺や清水寺など、京都、滋賀を中心に多くの社寺建築を行っています。
今回は特別に、「春日神社(小八木)の本殿」の修復工事を行っておられる「巧技工務店」を見学し、説明して頂きます。
湖東地区まちづくり協議会 歴史文化プロジェクト
黄地 伸さん 植田 久男さん
髙田 清さん 廣田 茂さん
小林 貞人さん 野村 しづかずさん
湖東地区の事なら何でも聞いてください。
所要時間/約3時間
集合時間/8:50
解散時間/12:00頃
東近江市湖東支所前バス停ー(バス移動)ー上蚊野古墳群ー(バス移動)ー宇曽川ダムー(バス移動)-ヘムスロイド村ー山の神ー小八木の古墳ー春日神社ー社寺建築 巧技工務店(見学・説明)ー(バス移動)ー東近江市湖東支所前バス停(解散)【歩行距離:約2km】
※参加人数により移動方法を変更する場合があります。
お一人様/3,000円(『(一社)湖東まちづくり』バスでの送迎料金を含みます。)
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一般社団法人東近江市観光協会
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