おうみしょうにんやしき とのむらしげるてい
重要伝統的建造物群保存地区の五個荘金堂町にある五個荘商人の本宅を公開している施設で、湖国が生んだ作家外村繁の生家です。
この家は、4代目外村宇兵衛の妹みわが婿養子吉太郎を迎えて分家したのが始まりです。吉太郎は、宇兵衛本家の京都店に勤め、明治40年に独立、東京日本橋と高田馬場に木綿呉服問屋を開き活躍しました。
外村繁は、この家の三男として生まれ、一時家業を継ぎましたが、後に文学への夢が捨てきれず弟に家業を託し作家活動に専念。「草筏」「筏」「花筏」などの近江商人を題材にした小説や自らの人生をつづった数多くの作品を残しました。
蔵は「外村繁文学館」として第一回芥川賞候補にもなった繁の作家人生を公開しています。
名神八日市I.Cから車で25分
JR琵琶湖線 能登川駅から、「近江鉄道バス 神崎線」ぷらざ三方よし前 下車、徒歩5分
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