市内の雛匠である東之湖氏が、地域材である近江上布を使ったひな人形「清輝雛(せいきびな)」を制作されました。
雛の召物には、医療従事者への応援カラーである「青色」を使用されており、新型コロナウイルス感染症の流行などで、日々最前線で奮闘されている医療従事者の方々への感謝の気持ちが込められています。
制作された東之湖氏は「自分自身も原因不明の難病を患っており、医療従事者の方々が試行錯誤しながら関わってくださるのを見てきました。今回の新型コロナウイルス感染症も同様にわからないことが多い病気であることから、医療従事者も患者も不安が多い中、何か私が励みになるようなことはできないかという思いで制作しました。」と、今回の制作への思いを話されました。
「清輝雛」は下記の期間中、五個荘近江商人屋敷中江準五郎邸にて展示していますので、是非ご覧ください。
1 展示場所 五個荘近江商人屋敷中江準五郎邸(東近江市五個荘金堂町643番地)
2 展示期間 令和3年1月5日(火)から4月中旬まで
3 問合せ先 五個荘近江商人屋敷中江準五郎邸 電話 0748-48-3399