南花沢と北花沢に、いずれも同の天然記念物に指定された2本のハナノキの巨木があります。
4月初め、小さな紅色の花を枝いっぱいにつけ、その美しさから「花の木」の名前になりました。しかし、花の命は短く、1週間ほどで散ります。秋の紅葉もまた見事で、緑から赤、黄への色のうつろいは目を奪います。
「その昔、聖徳太子が百済寺を建立したとき、仏教が繁栄していくなら、この木も栄えて花をつけるであろうと誓い、自ら食事の箸を各々花沢村に1本ずつつきさしたところ、誓いの通り立派な木となった。」といわれています。また、花沢の地名もこの木に由来しています。
古くより霊木神木として崇めてきた地元では、ハナノキの葉一枚持ち帰らず、親から子へ、子から孫へと尊いものとして受け継いできました。
樹齢:450年、樹高:21m、樹幹周囲:5m。 |